ブランド「ルイヴィトン」

フランスのマルティエであるルイ・ヴィトンが創設したファッションブランド。年間240億を売り上げているハイブランドで定番となっているロゴの生地には120年前から合成樹脂での独自のコーティング技術が施されています。店頭では常に黒のスーツを身にまとうことで、お客様よりも目立ちすぎずに商品を引き立たせるように心がけています。

また、お客様が購入された品物の予算に関係なく最高のサービスを追求しており、丁寧な対応が支持を集めています。制作にはジャストインタイム方式を取り入れており、発注された分だけを72時間以内に作り上げることで売れ残りをなくし、時間を短縮させるといった策略をとっています。

アンティークだからこその魅力

ルイヴィトンは、近年中古市場でも人気が沸騰しており海外セレブの間でもアンティークの品が注目を集めています。雑誌の特集やインスタグラムにも取り上げられるほど需要は上がっているのですが、一体何故アンティークに人気が集まったのでしょうか?それは、1点物の魅力ともう手に入らないデザインや風合いに秘密があるようです。

アンティークの品は大抵のものが1点ものや数点しか存在しません。それは、傷んで処分してしまったりしていることが多かったり、買取といった概念があまりなかったためと言えるでしょう。そうしたものは、自分だけの品となるので誰かに真似されることもありません。おしゃれを追求するモデルやセレブにはこれほどのアイテムはないと言えるでしょう。

その①3ケタ品番の存在

深い歴史を誇るルイヴィトンには実は多数の廃番品が存在します。それが、「真なるルイヴィトン」と呼ばれる3ケタ品番のアイテム。20年以上前に出版された、現在では絶版となっているルイヴィトンの紹介本では、商品内容が現在と違い3ケタ品番で構成されていたのをご存知でしょうか?貴重価値のルイヴィトンはファンには堪らない品が取り揃えてあるのです。

このような廃番品もアンティークならではの魅力ではないでしょうか。特に、「ストラトス」のスーツケースは希少価値があり入手困難とされています。

その②品番不明のレア商品

ルイヴィトンの中には品番が不明のレア商品が多数存在します。歴史を感じさせる品から新しいものまであるのですが、意外と知られていないのがルイヴィトンの扇子。ジャポニズムに傾倒していた時代が伺える名品で、裏にはパリとロンドンのルイヴィトンショップの絵と住所、電話番号が記されています。

バッグですと、テニス・バッグや旅行かばん、ショルダーバッグなどが挙げられます。ショルダーバッグの中では、廃番となっている「パッシー」の前身と思わせるセミショルダーが高額品と言えるでしょう。他には「アルゼール」のモノグラムでもある旅行トランク。漆黒カラーなのですが、こちらはレア中のレアとも言えるアイテムでファンには堪らない一品でしょう。

その③アメリカ生まれのルイヴィトン

ルイヴィトンにはライセンスを許された世界唯一のアメリカ製があったことをご存知でしょうか?惜しくも2001年に廃止されてしまったのですが、アメリカ独自の商品となっています。フランスとはラインナップが異なる、個性的かつ機能的なアイテムが揃えられていました。現在ではアメリカでも購入ができないのでリサイクルショップで見つけるほか探す手立てがないとされている貴重な品となっています。

バッグでは「Stratos」のトランクケースがかなりの年代物で、特にアジャスターベルト付きがレア商品となっています。他にも、いま話題のバケツ型バッグもあるのですが、付属のアクセサリー・ポーチがファスナーではなく口金式になっているのが貴重価値となっています。

ルイヴィトン コレクション①モノグラムミニ

2000年春夏コレクションで発表されたのがモノグラム ミニ。小さなモノグラム模様にコットンの素材感を生かした爽やかなラインは発売と同時に大人気となりました。特に人気が高かったのが「マリー」で完売が続いたボストンバッグになります。ちょうどいいサイズ感と幅広のマチは、オフィスでもプライベートでも使える機能性豊かなひと品。

それから、チェーンバッグではルイヴィトン唯一のデザインと言われている「カミーユ」も貴重な逸品です。2001年にはパワーアップして再登場を果たしているのですが、カラーもブルー、カーキ、チェリーと3色展開を発表するほどの人気ぶり。

その②グラフィティ

2001年春夏に発表されたのがグラフィティ・ライン。今までのルイヴィトンとは異なる斬新なロゴ使いに多くの話題を生んだシリーズとなっています。日本や海外セレブの間でも大流行し、人気はさらに過熱。しかし、品薄状態になってしまう自体が起こりバッグにはプレミアが付きます。バッグは2~3倍の値が付き当時を賑わせていました。

人気だったのが「アルマ」で、中でも黒文字が売れ筋だったようです。それから、横長タイプのデザインが特徴的なのは「アルマ・ホリゾンタル」。こちらも黒文字が人気でした。

その③ダミエ・ソバージュ

ルイヴィトン初めての素材でもある「ヘア・カーフ」は仔牛の毛革。素材のワイルド感とフェミニンなシルエットの組み合わせは魅力的です。上部をストリングで結ぶ「インパラ」はワンポイントのリボン結びが可愛らしいデザインになっています。

ウェストポーチやポシェットにも使えるのが「ガゼル」。2wayになるので機能性が長けており女性に人気のアイテムとなっていました。他にも、「タイガー」や「ライオン」などネーミングにも遊び心があるコレクションとなっています。

ルイヴィトンのレア商品を探してみては?

アンティークには素晴らしい魅力がたくさんありましたね。特に、そこでしか見つけることのできないレアアイテムが並んでいるのも探す楽しみに繋がりそうです。店頭によって置いている品はさまざまなので、探し回っているのもいいかもしれません。

ルイヴィトンは歴史が深い分、多くの品がアンティークとして販売されています。数少ない貴重なアイテムをコーディネートにプラスしてみてください。