ビルディング・ブロックとは?
ビルディング・ブロック(Building Block)は2011年に東京で設立されたファッションブランドです。現在はその拠点をロサンゼルスに置いており、世界的にも注目される新生ブランドとしての地位を確立しています。
デザイナーであるキンバリー・ウー(Kimbery Wo)、ナンシー・ウー(Nancy Wo)姉妹は、もともとマルチメディアデザインプロジェクトとして同ブランドをスタートさせました。
同ブランドは、「”シンプルさと遊び心のバランス”と”素材のクオリティー”、”構造的なテクニック”を通して、実用的なものを再構築すること」をコンセプトとして掲げ、設立当初から一貫して、ベーシックながらも確かな存在感を持つアイテムを次々と私たちに提案し続けています。
初めは、バッグコレクションを中心とした展開でしたが、2015年S/Sコレクションから、シューズコレクションもスタートし、さらに小物ブランドとしての幅を広げています。
そもそもビルディング・ブロックとは、日本語で「積み木」という意味があり、このブランド名には、「積み木のように、あなたと一緒に年月を積み重ねましょう。」という、デザイナーの思いが込められているようです。同ブランドのアイテムに、シンプルで普遍的な美しさを兼ね備えたものが多く見られるのもこういった強いこだわりが理由となっているのでしょう。
さて、次項からは、同ブランドのメインコレクションであるバッグシリーズにフォーカスしていきたいと思います。
ビルディング・ブロックのバッグへのこだわり
同ブランドのバッグコレクションは、レザーや木材、ラバーなどを用いた無駄のないシンプルなデザインが特徴です。ただ、ミニマルなデザインではありながらも、しっかりとコーディネートのアクセントになる、その絶妙なさじ加減こそがビルディングブロックの最大の強みであるといえます。
これは、1つ1つのバッグデザインにおいて、形、素材のクオリティ、縫製技術などを、デザイナーの遊び心を交えたバランスで再構築するからこそ成せる業なのでしょうね。
ビルディングブロックの注目バッグ①
ここからは、同ブランドのこの夏注目したいバッグコレクションについていくつかご紹介していきたいと思います。
まず1つ目はこの夏の新作であるPVC素材を用いた2つのシリーズ「BASKET in CLEAR」と「DISK in CLEAR」です。どちらもトレンドのワンハンドルで、涼やかで軽やかな印象を与えるアイテムになっています。特にスケルトン素材は、数年前から夏のビッグトレンドとして注目されているため、是非早めにチェックしたいですね。
ビルディングブロックの注目バッグ②
続いて2つ目にご紹介するのは、同ブランドの定番コレクション「Ruck Sack」シリーズです。スクエアフォルムで非常にシンプルなデザインですが、非常に機能性が高く、通勤バッグとしても最適なアイテムとなっています。ハンドバッグとしてもリュックサックとしても使える2wayタイプなので、オンとオフで使い分けることが出来るのも女性にとっては嬉しいポイントです。
絶妙な光沢感が、よりモードさを演出してくれるため、リュックサックって幼くならないかしら…?と不安に思っている方にも是非お勧めしたいアイテムです。
ビルディングブロックの注目バッグ③
次にご紹介するのは、先ほどの「Ruck Sack」シリーズと並んで、定番人気を誇る「Bucket」シリーズです。トレンドの巾着タイプのバッグで、大ぶりなタッセルが印象的なアイテムとなっています。
この夏には、ミニサイズが登場するほか、より豊富なカラーバリエーションを楽しめるとあって、再注目されています。特に新色のライラックは、非常に優しげでフェミニンな風合いを感じることが出来るため、華やかな夏には持って来いのアイテムですよ。
ビルディングブロックの注目バッグ④
最後にご紹介したいのが、小ぶりで可愛らしい印象の「PETITE」シリーズです。クラッチバッグよりも一回り小さいくらいのサイズ感で、ちょっとそこまでのお出掛けやパーティーなどで活躍するアイテムとなっています。中がカードケースのように仕切られているため、お財布として使うことも出来る優秀さも人気の秘密です。
次項では、これらの同ブランドバッグコレクションをさらに楽しむためのコツについてお話していきますね。
ビルディングブロックを最大限に楽しむコツ
ビルディングブロックの代表的なバッグコレクションについていくつかご紹介してきましたが、やはり基本的に同ブランドのバッグはシンプルなデザインのものが多くなっています。もちろんそのままでもスタイリッシュに持てるよう計算されて作られていますが、スカーフやチャームなどを使って、自分好みにアレンジするのも楽しいですよ。
また、同ブランドオリジナルのタッセルは、単体で購入することが出来るので、気分によって色違いで付け替えたりするのもおすすめです。