一本だけですべてをこなすならダイバーズウォッチがおすすめな理由
高級時計はなかなか何本も買うのは難しい方が多いので、どうしても一本でフォーマルもカジュアルもこなしたくなりますよね。そんなときにダイバーズウォッチを選んでおけば間違いありません。
ダイバーズウォッチはスーツに合わせることができるのでフォーマルにも着けられますし、もちろんカジュアルにも使えます。
防水性は最低でも100mと非常に高く、耐磁性もしっかりしているのでほとんどの日常シーンに使うことができます。
スーツに「オメガ シーマスター」を合わせるようになったキッカケ
スーツにダイバーズウォッチをを合わせるようになったのはごく最近のことです。キッカケは映画007シリーズでジェームズ・ボンドが愛用するのがオメガのシーマスターだったからです。
彼はスーツで過酷なスパイ活動を続けますが、シーマスターは彼のように過酷な環境でも使える時計だというPRでもあります。
それまでスーツには革ベルトを合わせるのが常識でしたが、それを覆すだけじゃなく今では多くの一般市民がスーツにダイバーズウォッチを合わせるようになりました。
防水性能の高さ
ダイバーズウォッチの一番の能力といえば防水性能の高さです。通常の機械式時計の防水性は3~5気圧のものが多く、水しぶきがかかる程度以上の水圧には耐えられません。蛇口の水や洗い物も避けるべきです。
しかしダイバーズウォッチは20気圧のものが基本と言われており、水深200mまでなら使用可能です。洗い物はもちろんそのまま海に入って遊ぶのもまったく気にする必要はありません。
ダイバーズウォッチを着けていれば通常の生活の中では水で困ることはないといっていいでしょう。
耐磁性の強さ
ダイバーズウォッチは耐磁性も非常に強いです。磁力を発生させているテレビ、PC、携帯電話の近くに時計を置いておくと時計が磁気帯びしてしまい、精度が大きく狂います。最悪の場合、止まります。
しかしダイバーズウォッチを着けていれば、通常の機械式時計の3倍の耐磁性をもっているので余程の磁力を当てない限り問題ありません。
これはダイバーズウォッチを着けるダイバーがサルベージをする際にマグネットで体を固定するため磁気帯びをしやすくなるためです。
視認性がよくなる数々の工夫
ダイバーズウォッチは視認性をよくするための数々の工夫がこらしてあります。
暗い海底でも見えるように夜光塗料が使われているのは当然ですし、長短針・秒針がそれぞれ別の軸で動いているレギュレーター機構が採用されていることもあります。
これは通常の酸素ボンベはおよそ15分間分なので短針と長針の見間違いがないようにそれぞれを別の軸として動かすことで見やすくしています。中には長針だけ別の色に塗装されているモデルもあるほどです。
有名な人気モデルが多く、知名度がバツグン
ダイバーズウォッチは人気が高く、知名度が高いモデルが多いです。
上にも書いたオメガのシーマスターは映画に使われていますし、ロレックスのサブマリーナといえば時計に明るくない人でも聞いたことのある名前ではないでしょうか。
昨今人気なのはスポーツウォッチなので、ほとんどのブランドがダイバーズウォッチを発表しています。性能に大きな差はつきにくいので、デザインやコンセプトで他にブランドにはない価値を生み出す必要があるのでまさに激戦区です。
まとめ
ダイバーズウォッチが普段使いにどれだけ向いているかをまとめました。
ダイバーズウォッチは視認性、防水性、耐磁性など普段使いには十分すぎるスペックでいてほとんどの環境で使用可能です。時間を知る道具としての時計という意味ではぴったりです。
適材適所でシーン別にドレスウォッチやカジュアルウォッチを用意するのもいいのですが、一生モノのパートナーをずっと着け続けるのもまた素敵だと思いませんか?