エムズブラックとは

エムズブラックとは、2001年に「松下貴宏」氏によって誕生した日本のブランドです。彼は高校を卒業すると、専門学校やファッション関連の学科がある大学に進学せず、ファッション業界の荒波に立ち向かっていきました。

「でも知識や技術はあるの?」と思いますよね。実は彼自身、独学で学んだパターンワークの知識と技術がありましたので、パタンナーとして活躍したのです。

その活躍ぶりは素晴らしく、数多のセレクトショップやブランドを渡り歩き、更なる知識と技術を身に着けていきました。時には、自らプロデュースしたオリジナルコレクションを発表するほど!

その後、パリに渡った彼は晴れて、自分のアトリエを持ち「エムズブラック」をスタートしたのです。

日本ブランドでは味わえない?エムズブラックの流れる曲線

日本ブランドの中にも個性的・独創的なアイテムがあるものの、それも似たり寄ったり。デザインについても、良く悪くもスタンダードで面白みのないものが目立ちます。

その点、エムズブラックは「本当に日本ブランド?」と感じるほど、見事なラインを形成しています。

確かに見た目はシンプルですが、遠目から見ても近くから見ても、男性・女性が持つ美しいラインを損なわない流れるような曲線があります。一度でも着用すると、今までにない上品且つ美しいシルエットを演出できるでしょう。

品の良さ&高級感で長年愛せるエムズブラック

セレクトショップや高級ブランドで、高額なアイテムを購入しても、その時は良くても年齢を重ねるにつれて着用するのは厳しくなります。

特に、購入したアイテムを気に入っていた方から見れば、年相応のアイテムでないために、泣く泣く手放さなければいけない時もあるのです。

一方、エムズブラックのアイテム達は、先にも述べたようにどれもシンプルイズベスト!を体現したかたのように、シンプルアイテムが目立ちます。

しかし、ただシンプルではなく、ポケットや襟など細部にデザイナー自身の遊び心を入れて外したり、時には野暮ったさを与えつつ、品よく見せているアイテムまであります。それなのに、品の良さが際立ち、高級感も出るため若い時に購入しても年齢を重ねた後にまた、着用することもできるのです。

個性的・独創的デザインを求めるユーザーの心を鷲掴み

エムズブラックのアイテム達は全て、シンプルではありません。時にはモードテイストのアイテムを展開したり、ロックテイストの非常に個性的なアイテムまで揃えています。

しかし、安価なブランドやファストファッションと違い、下品に見えたり安っぽく見えないのがエムズブラックの特徴です。

例え個性的なアイテムを身に着けようと、いやらしさや嫌味っぽさを感じさせず、まるで芸術品を身に着けているかのような上品さを際立てます。もちろん、個性的なアイテム達も長年付き合えるパートナーとして役立ちますよ。

エムズブラックのヴィンテージテイストも見逃せない!

エムズブラックのアイテム達の中に、ひときわ異彩を放つアイテムがあります。それはヴィンテージテイストで仕立てられた、エムズブラック人気の一品です。

しかしこのヴィンテージ、枚数限定ですが時には直接仕入れた本物のヴィンテージ素材を利用しています。松下氏自ら、世界中を飛び回りヴィンテージの風合いを保ちつつ、自分の作品にあった素材を見つけているほど。

そのためか、他のブランドとは一線を画す本物のヴィンテージテイストを実現しているのです。ただ、生産数が少ないため見つけた瞬間に入手しないと売り切れてしまいますよ。

手間暇かかった作品達が手頃な価格で購入できる?

エムズブラックのアイテム達は、先ほど紹介したように、松下氏自ら素材探しに飛び回る。または手間暇かけて生み出した作品のため、高額でもおかしくありません。ところが、エムズブラックのアイテム達を見ると、目玉が飛び出すような数十万円・数百万円の価格ではありません。

高額なアイテムでも10万円を切るものも多く、中には2~3万円で購入できるアイテムまで目立ちます。「こんなに手間暇かかっているのに、本当にこんな安くて良いの?」と思うところですが、エムズブラックは非常に良心的な価格で私達に提供しています。

そう思うと、他の日本ブランド以上に手頃な価格で高品質で品の良いアイテムを入手できますね。

まとめ

エムズブラックは、松下氏によって日本ブランドとは思えない美しい作品の数々を展開しています。大量生産や没個性のアイテム達が並び、どれも似たり寄ったりの他社とは違い、松下氏が本当に作りたい作品達が多くの方々に受け入れられています。

特に素材や製法に手間暇かかっているにもかかわらず、手頃な価格帯で入手できるのもエムズブラックの強みと言えるでしょう。こんな魅力的なブランドを放置しているのはもったないです!

皆さんもエムズブラックを、一度でも良いので試着してみましょう。すると、他では味わえない独特の魅力を体感できるでしょう。